相棒さんのご希望は道志川の支流、牧馬沢だ
素晴らしい大滝とゴルジュの沢という事だが
林道がそばを通る里の沢でもありゴミの投棄も多いらしい
何より道志川より北側は丹沢ではないだろうという事で足の向かなかった一帯である
メンバー:nenetaさん、ardbeg
【今回のルート図】

県道518号線の余地に車を停める
賑やかなキャンプ場を見下ろしながら
牧馬沢出合付近の堰堤へと経路を降る

沢の入口にある案内板には「さらさら滝15分+大滝15分」と書かれている

沢床を歩いているのだが水は一滴も流れていないので林道のようだ

両岸が高くなってくるとやっと水流が現れた
街歩きの格好をした年配の3人組が上流から降ってきた

これが「さらさら滝」かな
先程の3人組はこの先に進めたのかな?

沢の真ん中に尖がった三角の岩が転がる

遠くに牧馬沢F1の大滝が水を落としているのが見える

三方を崖に囲まれ、まるで石切り場の底にいるようだ

一筋の飛び出る水流が印象的だ

とても登れる滝ではないので巻道を探す
しばらく戻った右岸の尾根を登るとトラバースする踏み跡がある

小さい尾根を二つ越えたところで沢に向かって下降する
ズルズルの土斜面は以前なら駆け降りる事ができたと思える程度だが
へっぴり腰で恐る恐る下るのが情けない
nenetaさんはあっという間に降りてあきれて見上げている

大滝の落ち口は微妙な傾斜で縁に立つのは怖そうだ
写真を撮りたいと言うnenetaさんの腰にロープを結び確保する
見下ろすと三脚を立てて写真を撮っている方がいたようだ
大滝の上から見下ろす人影に向こうの方もたまげた事だろう

ひょんぐる水流は見えるが壁から離れている様には見えないのが残念

上流に向かうと谷は狭まりなかなかの景観だ

右から滝となって落ちてくる支沢を過ぎると次の滝が見えてきた

牧馬沢F2、綺麗な滝だがこれも登れそうにはない

左岸の急斜面に取付く、木が生えているので大丈夫と思ったが

岩がボロボロで体重をかけるのがおっかない

恐る恐るロープを引きながら登る

大きく巻いて小尾根を降りるとロープを出すこともなく
牧馬沢F3の上で沢に復帰した

F2の落ち口とF3を下から眺めるためにF3を巻き降りる
右岸にある残置のロープで2m程登り踏み跡を辿る
F3を眺めながらトラバースして滝下へ

まずはF2の落ち口を眺める

戻ってF3を眺める
先程のボロボロの岩の巻きを思うと取り付く気にもなれない
降りてきた踏み跡から滝上へと戻る

腰まで浸かりそうな大きな釜は左のバンドから
岩から剥されてドボンすると寒そうだ
お尻を押してもらいながらクリアする

すぐに次の滝が見えてきた

牧馬沢F4は平凡な滝だ
登れそうでもあるが左岸に残置されたロープで巻く
この後は凡庸な流れという事なので沢を離れ林道に上がる
この先の集落に今も人が住んでいるのか探検するのも目的の一つ

牧馬峠まで登って地形図にある経路を探りながら降る
どうやら地形図の経路は大幅にずれて引かれているようだ

紅葉黄葉を楽しみながら林道を戻って周回終了
もう少し年内の山行が出来そうだ
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