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zoom RSS 2013/07/28 キュウハ沢のゴルジュと【上の戦闘機エンジン】

<<   作成日時 : 2013/08/03 13:48   >>

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先日カサギ沢のゴルジュを攻略し意気揚々のM−Kさんからキュウハ沢はどうでしょうかと打診がある。
下のゴルジュは以前遡行したが大滝より上には入ったことがない。
イガイガさんの記録によると上部3連瀑が核心のようだ。
濡れないでゴルジュを突破しようと思うと難度は上がるが、水浴び覚悟ならばそれ程難しくはない。
それでは夏の間にやっつけましょうという事でYAMさん、EAさんと4人のコラボとなる。

県道70号線が崩落したらしく宮ケ瀬方面から塩水橋へは入れない。
伊勢原からヤビツ峠を越えて塩水橋の駐車余地に車を停める。
約1時間の林道歩きでキュウハ沢出合に到着、沢支度とヒル対策を念入りに行う。
最初の堰堤は左の経路でパスし続く堰堤群はすべて右のホールドで超えていく。
途中戦闘機エンジンの慰霊碑に黙祷する。
大滝上にはこのエンジンの片割があったそうだが大水で埋まったのか、ここ数年その消息を聞かない。
最近の山行では飛行機絡みの発見が続いたので、今日は【上のエンジン】も見つけてみたいと思っている。
最後の堰堤を超えると河原から岩床に変わり、先には門番のようなF1が見える。

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左の壁沿いに水中のスタンスをへつり滝に取りつく。
最初は簡単に登れるがだんだんホールドが丸くなる。
落ち口への一歩には掴まるものはない、水流に突っ込んだ右足のグリップを確かめながら体重を移動する。
登り終えた正面の壁に残置のハーケンがある。
単独で遡行した時は利用方法が解らずクライムダウンした人が残したのかと思っていたが、
後続の確保をするための支点として絶好の位置にあることに納得する。
ロープをセットし落ち口で確保をする。
無事に皆さんをゴルジュ入口に案内することができた。

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切り立った崖に挟まれ沢幅はぐっと狭くなる。
F2が左から落ちているがその先は見通すことができない。

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腰まで釜につかり滝の右側まで回り込む。
イガイガさんの教示どおり豊富なホールドで安心して登れる。
左の岩棚を登るよりずっと簡単だ。

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続く滑滝の連瀑は楽しいレベルだ。

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ゴルジュ最後の滝は釜が深い上に、逆層のツルツルで登れない。
ここは左の岩棚から簡単に巻ける。
しかしその前にYAMさんがビーチボール取り出し、膨らませる。



という事で恒例のお遊びが始まった。
深さは十分だがちょっと狭い、もう少し広ければ頭から飛び込みたいところだ。

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散々遊んでから巻き道を登ると四町四反ノ沢出合だ。
本流の奥にはキュウハ大滝が見える。



ハングした落ち口から一気に落ちる水流は水行に最適だと思っていた。
ブログのタイトル通り山野遊行の実践を行う。
当然のように皆さん続き、動画は最後のEAさんだ。

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大滝は左から巻く、自分は沢に降りるのが早すぎロープを出す羽目になる。
皆さんはもう少し上まで巻いて泥斜面をさっさと降りていく。
皆さんから随分遅れて、大滝落ち口の眺めを堪能する。
左のルンゼに続く岩棚はとても登りたくなるようなものではない。
遡行を再開しいくつか小滝を超えると、間もなく前方に2段の滝が見える。

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この辺りに【上のエンジン】があった筈と、周りを確認しながら遡行する。
と、左の倒木上にワンカップ酒が並んで供えられているのを発見する。

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先を行くM−Kさんを呼び戻し、辺りを探索しているとEAさんが「あった〜」と叫ぶ。
見ると流木と大石の下敷きとなりながらも軸の先だけが覗いている。
(写真はかなり掘り起し流路も変えてからの状態)

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誰とはなく、「このままにはしておけないね」という雰囲気になる。
M−Kさんが20cm×3m程の頑丈そうな倒木を見つけてくる。
それをてこにしてエンジンに乗った流木をどかそうとするが重くてままならない。
しかし、簡単に諦めるような4人ではない。
最後は「ファイト〜、一発」の掛け声で流木を脇に転げ落とす。
(EAさんが左手で触っているのがその流木)

そうなると今度は大石が邪魔になる。
流木より何割か増しの重量がありそうな大石は、簡単には動かない。
てこにしていた倒木も真ん中で真っ二つになる。
しかし、それが幸いする。2本のてこを交互に操り、やっとの事で大石を流木の横に転げ落とす。
(EAさん手前の四角い石がその大石)

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水流を変えて周り砂が流れ出るようにすると作業もはかどる。
もう丹沢山への詰め上げは断念している。
一旦水流を止めて状態を確認する。
イガイガさんのブログで見たのとかなり近い状態になってきた。

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エンジン発見からすでに3時間40分が経過した。
慣れない力仕事でヘロヘロだが誰しも満足そうだ。
水流を戻し自然の流れがさらに掘り出してくれるのを期待する。

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遡行の続きはこの次にして、今日は巻き道で戻ることにする。
途中【下のエンジン】に片割を見つけたことを報告する。
林道に降りヒルチェックをするとやはりかなりの数が付いている。
しかしタイツとネオプレーン靴下を装備すればまず吸血されることはない。
また1時間かけて林道を戻る。
途中のプールで汗を流しさっぱりとして帰路についた。

詳しい記録は下記の記事をどうぞ
【俺の山紀行 NO405 塩水橋ーキュウハ沢ー(エンジン探索)】
【EAの丹沢山行記 2013年7月28日  キューハ沢ゴルジュ(コラボ)】

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
上のエンジンは以前よりぜひ見てみたいと思っていたので今回見つけられてとても感激です。また、何と言っても4人の力の結集による発掘が大成果ですね。EAのドボンの飛び込み姿勢はやはり今一でしたね。改善努力します。キューハ沢の後半やりましょう。
EA
2013/08/03 22:07
どうもお疲れ様でした。
明日の続きも楽しみですね。
華麗な飛び込み姿勢、期待してます。
ardbeg
2013/08/03 22:28
ardbegさん
どうもリードをありがとうございます。大滝の巻道をしくじり苦労されているardbegさんを尻目に涼しい顔をしておりました!誠に申し訳ありませんでした。だけどあの場面どうにも手が出せませんよね? ゴルジュ突破!は課題でありました。うれしくってニカニカしております。だけど一人で行ったら転がりそうですから行きませんよ。おバカドボン大会はこれまた傑作でした。M−KもYAMさんには敵いません!
動画も見る度笑ってしまいます。 何でもあり?の我等ですから、エンジン堀りで終わってしまいましたね。明日は真面目になって真の遡行に励みましょう。(ホントか?) YAMさんの前方宙返りドボン・・!。悪いものを見てしまいました。
M-K
2013/08/04 01:21
キュウハ沢完全遡行、どうもお疲れ様でした。
とりあえず近場の目標はクリアしましたね。
M-Kさんには無縁でしょうが、燃え尽き症候群にならぬか心配です。
ardbeg
2013/08/06 09:41

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