先週所用で山へ行けなかった友人の希望で原小屋沢から蛭ケ岳へ登り、市原新道を下る予定だ。
魚止橋の堰堤から落ちる水は先週より随分と減っている。
伝道へと続く林道沿いの紅葉も鮮やかさを増している。
渡渉点の木橋は流されたままだが、沢用の靴に履き替えジャブジャブと渡る。
【今回のルート図】
豪快に水を落とす雷滝の前で一服した後、左岸の急傾斜を辿り巻く。
ロープも張られているので沢を遡行するには右岸の巻き道より早いだろう。
原小屋沢は東丹沢の沢では遡行距離も長く、随所に滝もあり楽しめる。
深い釜を持つ小滝をいくつか越えて行くと、カヤノ沢が二条の滑滝となって右から出合う。
さらに本流を進むと滝の上に太い木が横たわった印象的な滝に出会う。
ばけもの滝と呼ばれているが、そんな暗いイメージはないのにどうしてこんな名前を付けられたのだろう?
少し戻って右から巻く、滝上からは苔むした太い木が、がっしりと食い込んでいるのが見える。
三段の滝を右から巻き、ガタガタの小滝を快適に登る。
次は名前は付いていないが、なかなか見事なスラブの滝だ。
スラブの滝も右から越えると、ガータゴヤの滝だ。
今日は水量が少なく、いつもの豪快さはないが休憩がてらしばらく鑑賞する。
ガータゴヤの滝も右から巻き、落ち口に回ると左側の大岩に太い鎖がセットされているのに気が付いた。
山仕事用に付けたのだろうが、途中で切れて使えないようだ。
続く左の一枚岩に鎖のセットされた滝は鎖に全体重を預けてトラバースする。
ガータゴヤの滝左の鎖と同じ頃にセットされたようだ。この鎖が切れると通過は困難だろう。
この滝を越えると原小屋沢の滝場は終わる。後は穏やかになった流れを辿るだけだが、ここからが結構長い。
今日は本流をはずれ又兵衛沢に入る。ゆるやかな沢を辿り登山道に出合う。
蛭ケ岳への急登は疲れた身体に堪えるが、素晴らしい眺めが癒してくれる。
山頂は30人近い登山者で混んでいた。ちょうど空いたベンチで昼食を摂り、先週登った市原新道を快適に下る。
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